【映画】『 山猫は眠らない6 裏切りの銃撃 』感想～なかなか１人前にならせてもらえないベケットJr.

山猫は眠らない6 裏切りの銃撃

山猫は眠らない6 裏切りの銃撃 作品概要

2016年　アメリカ
原題：Sniper:Ghost Shooter
監督：ドン・マイケル・ポール
キャスト：
チャド・マイケル・コリンズ
ビリー・ゼイン
デニス・ヘイスバート
ステファニー・ヴォクト
ラヴィル・イシアノフ

↓前作
https://fravexe.com/sniper-legacy/

感想(ネタバレ無し)

ベケットJr. 修行の旅に放り出される

ベケットJr.が主人公になってからもう3作目のはずだが、本作も序盤から甘さを見せてしまって配置転換(= 修行の旅、奉公、左遷)の憂き目に遭うなど、今回もパッとしない。
またその修業パートが随分長めの尺となっており、主たる問題や敵へ割かれるリソースが少なくなっている。
狙撃の心構えを教えてもらう側の立場は、初代で主役を張ったベテラン2人と共演した2作品の間に卒業しておくべきだったと思う。

今やトレンドというか当たり前になってきているUAV(無人航空機)も出てくるが、色々と事情もあって活かせていない。
空から見えない敵の動きを静かに封じていくような、プロフェッショナルな感じに出来なかったのだろうか。
(つまり、そういう作りにはなっていないのである)

個人的にはアサルトライフルもバリバリ使えて機敏に駆け回れる点など、Jr.は先代に無かった魅力があると思っている。
若いなら若いなりに、そろそろやりたい放題させてあげられないものだろうか。

以上。
ほな、また。

次回作↓
https://fravexe.com/sniper-ultimate-kill/