【映画】『 山猫は眠らない5 反逆の銃痕 』感想~夢の父子共演 + 有能・無能含む愉快な仲間たち

【映画】『 山猫は眠らない5 反逆の銃痕 』感想~夢の父子共演 + 有能・無能含む愉快な仲間たち
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山猫は眠らない5 反逆の銃痕

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山猫は眠らない5 反逆の銃痕 作品概要

2014年 アメリカ
原題:Sniper: Legacy
監督:ドン・マイケル・ポール
キャスト:
チャド・マイケル・コリンズ
トム・ベレンジャー
デニス・ヘイスバート
メルセデス・マソーン

↓前作

【映画】『 山猫は眠らない4 復活の銃弾 』感想~親から子へ渡るバトン。スナイパーものとしては微妙だが、Jr.を応援したい

感想(ネタバレ無し)

親子共演と、多彩な仲間たち

前作では先代主人公の居ないまま、親から子へ主人公交代となったが、続編となる今作では早くもスナイパー親子共演が実現する。
せっかくなので親子で長距離射撃連携プレーを見せるのかと期待するが、ベケットJr.は根が尖兵なのですぐに近接戦闘を仕掛けに行ってしまうところが悩みどころ。

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また、今回はベケットJr.の愉快な仲間たちも人材豊富だ。
ギリースーツを着こなしキャットファイトもこなせる美人スナイパーをはじめとして、有能無能含め多彩な面々が脇を固める。

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登場人物が多いこともあって、親子水いらずの交流はあまり望めない。
しかし時を経て再開した親子の溝埋めステップとしての要点は、必要最小限の会話で抑えていたかと思う。
この辺は「あんまり湿っぽくなるのはよそうね」という態度が演じ手からも作り手からも伝わって来て、悪い感じはしない。

(さすがにくたびれたオヤジ感が色濃くなってきた先代)
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なお、味方は先述の通り強固な布陣だが、敵対勢力の魅力はほとんど無い。
敵味方チームどうしの駆け引きなり、敵1人でも全盛期の先代ベケットばりの強さを表現するなり、敵の強さを表す工夫が出来ていないのは惜しい点だ。

戦闘の描写はスナイパー映画としては賛否分かれる

市街地での大規模戦闘シーンは、シリーズ中でも上位に入る激しさでよく出来ていた。
スナイパーどうしの駆け引きはあまり比重が大きくないので、マニアックなスナイパー合戦だけ観たい人は残念ながらまわれ右だ。
前作もそうだったが、あまりスナイパー&スナイパーしていない多彩なバトルを仕込むことで、幅広い視聴者の需要を満たす最大公約数を狙いにいく、みたいな思いがあったのかもしれない。
(だったらSniperってタイトルは何なんだという気もするが、この姿勢はシリーズにおいてマンネリを避ける一助を担っているため、頭ごなしに否定はできないかと思う)

リモート操作でズギュンするスナイパーライフルなど、旧式の考え方に囚われないガジェットも取り入れられている。
新しい物を貪欲に取り込んでいく姿勢には、個人的には好感を持っているところだ。


初の親子共演でベケットJr.くんの見せ場がモヤっとしてるところと、敵の魅力がほとんど無いところが気になるが、技術・兵器が新旧入り乱れる中で展開される戦いは、シリーズ中でも上位に入る面白さだったかと思う。
前作まで付き合った人なら今作を観ても損をしたとは思わないだろう。

以上。
ほな、また。

次回作↓

【映画】『 山猫は眠らない6 裏切りの銃撃 』感想~なかなか1人前にならせてもらえないベケットJr.

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