【Warframe】 Nightwave 幕間 感想

【Warframe】 Nightwave 幕間 感想
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Warframeにて実装されたNightwaveのシーズン1の感想記事が、それなりに色んな方に読まれて同意されたり何やったりだったので、続いて実装されたNightwave「幕間」の分も調子に乗って書いた。
私の状況として、シーズン1に続き今回も、最大ランクまで到達済の状況である。

nightwave_intermission

WarframeおよびNightwaveを知らない人向けの説明は前述のシーズン1の記事に多めに記載しているので、今回は基本的な部分の説明は省略する。
前回の記事ではわかりやすさ重視のため「タスク」と表記していた物も、仕様通り「アクト」表記とする。

結論

前回Nightwaveシーズン1のダメなところを、親の仇かというぐらいに書き殴った。
今回実施されたNightwaveの「幕間」も、基本的には同じ内容が通用する。

全体として負荷が軽減されるよう調整されたが、報酬獲得までの所要時間・手間が旧アラートに比して多いことに変わりは無い。
期限付きのタスク形式でプレイヤーを駆り立てるようなやり方のデメリット(遊びとしての楽しみやプレイの選択幅を狭めるといったもの)も、未だに目立っている形だ。

「幕間」仕様

期間:6/13(木)~7/6(土)
報酬獲得プロセスはシーズン1を踏襲し、累積ポイントによるランクアップ毎の報酬と、限定通貨クレドによる報酬交換が採用されている。

シーズン1からの細かい変更点について、公式フォーラム告知スレッドから引用にて横着しつつ、私見からコメントを添える。

補足事項:
初版として本記事を上げた際に「アクトとしては現実的な負荷に近づいたといえる」と記載した箇所について。
投稿済のシーズン1感想記事において、自分で以下のように記載していたのをすっかり忘れていた。

また忘れてはならないのが「タスク1つクリア = 報酬ゲット」ではない点だ。
複数のタスクをクリアしてようやくランク1上昇、報酬ゲットとなるため、それだけでプレイ時間が増大する。
(【Warframe】 Nightwave シーズン1 感想~プレイヤーの負担でか過ぎ、運用雑過ぎ問題~より引用)

アクトに対して「現実的な負荷」と書くと、まるで旧アラートと比較しても妥当な負荷、と捉えられかねないので、該当の記載は削除している。


1.追い上げ: 未完了アクト
ウィークリーとエリートウィークリーアクトを全部クリアすると、前の週に完了しなかったアクトをリプレイできるようになります。そして、これらの未完了アクトは一度に3つまで表示されます。しかし、前週からの未完了アクトを全てクリアすると、次の週まで新しいアクトは表示されません。

前週に取り逃したアクトに挑戦出来るとはいえ、ウィークリーアクト・エリートアクトを全てクリアするという前提条件からしてハードルが高い。
恩恵を受けるプレイヤーはそう多くないと勝手に思っているが、どうだろうか。

2.時間の短縮
アクトの数をウィークリー5つとエリートウィークリー2つへ変更。これ変更により合計アクト数が減りますが、各アクトから得られる報酬の数は上がります。そのため、得られる合計地位ポイントはシリーズ1と引き続き同じ数になるよう調整されています。

合計アクト数減少により拘束時間が減ったことは、元々多くのアクトをこなしていたプレイヤーにとっては吉報といえる。
一方、個々のアクトで得られるポイント数が上がっている(= 単価が上がっている)ため、負担の大きいアクトをスルーした時の影響が、シーズン1に比して大きくなったのも事実だ。

3.現アクトへ入る変更点
* クランメンバーやフレンドを必要とするアクトを撤去しました。

よくできました。

  • 取得できるNightwaveの地位ポイントを上昇しました。ウィークリーアクトは3000ポイントから4500ポイントへ、そしてエリートウィークリーアクトは5000ポイントから7000ポイントへ上げました。
  • 防衛ミッションアクト完了条件のウェーブ数を40から20ウェーブへ変更しました。

選択するステージとフレームの殲滅力など条件が揃えば、20ウェーブならソロでも30分~1時間弱でクリアしやすい。
旧アラートでは防衛10ウェーブ、耐久10分がクリア条件となっていた。
アクト1つでランクアップに達しない点を考慮しても、まだ負荷を下げる余地はあるだろう。

  • 「プロフィット・テイカーをフレンドと退治する」を「プロフィット・テイカーを退治する」へ変更しました。
  • エリートウィークリー「ソーティーを5つクリアする」を「ソーティーを3つクリアする」へ変更しました。

シーズン1の仕様では、1日に1度更新であるソーティーを1週間に5つクリアするために、週に2回しかソーティーを落とせなかった。
今回の変更により、防衛や傍受など時間のかかるミッションが入っていても、スルーしやすくなった。

  • 耐久アクト完了条件を60分から30分へ下げました。

旧アラートでは防衛10ウェーブ、耐久10分がクリア条件となっていた。
アクト1つでランクアップに達しない点を考慮しても、まだ負荷を下げる余地はあるだろう。

  • Ayatan像チャレンジのソケット数を5から3へ下げました。

「該当アクト自体を無くそう」とシーズン1の感想記事で提案した通りだ。

  • 「完璧な保護を10回行う」を「異なる完璧な保護を6回行う」に変更しました。

負荷は下がったが、単純に動物保護が面白くないので引き続き苦行ではある。

  • 「依頼ミッションを10クリアする」を「異なる依頼ミッションを5つクリアする」に変更しました。

まだ負荷が大きすぎる。
依頼ミッションの対象として指定されるオープンワールド風マップ「エイドロンの草原」は進行不能バグが多いこともあり。

  • サンクチュアリ交戦アクトの条件を3ラウンドから8ラウンドへ上げました。

何 故 増 や し た。 1度に8ラウンド到達ではなく累計カウントだから無理ではないが……

  • 「ソーティーをフレンドとクリアする」アクトを撤去しました。
  • 「息を止めるな」アクトを「クバ耐久で30分以上生き残る」へ変更しました。

「幕間」開催の経緯

当初、「幕間」は開催される予定では無かったらしい。
シーズン1終了~シーズン2開始までの数週間は、旧来のアラートも無く、当然Nightwaveも開催されていない。
この間、必要な物の獲得ルートが制限されるとか、単純に暇と感じるプレイヤーが居るだとか、DE社としても色々と放ってはおけないと思ったのかもしれない。

TennoCon1の開催日まで1ヶ月を切りました。皆さまにすばらしいお知らせやコンテンツをお届けできるよう開発チームは全力で準備に取り掛かっています。そのため、Nightwaveシリーズ2をお届けできる体制がそろっていないと判断しました。しかし、皆さまからの強いご要望にもとづき、ニタン抽出物などの報酬をお届けできるよう、「幕間」を開催することを決めました。
(公式フォーラム告知スレッドより引用)

プレイヤーが強く要望したのは本当にNightwaveだったのか?という問いを確かめる気力は無いので、興味があったら公式フォーラムのディスカッションでも覗いてみてください。
(少なくともWarframe wikiコメ欄では、Nightwave再来を望む声はあまり無かったように思う)

ダメなところ

個々の変更点に対するコメントは先に記載したので、仕様変更以外の面でダメだったところを以下に。

始まる前からフォーラムの告知スレッドが炎上

ツッコミだすと終わりが見えない話なので事実だけ述べておく。
Warframeというゲームは、これが世に出てから6年経過した今もベータテスト中で、正式なサービス開始時期は未定である。

ベータテストであるからには、プレイヤーからのフィードバックを募る場所が用意されている。
本記事でも公式フォーラムと表記しているのがそれだ。

公式フォーラムでは、匿名でない形でプレイヤーの意見交換やバグ報告が行われる。
これを制作スタッフが見たり、時には自らコメントをしたりして、Warframeの仕様に反映する材料としていく。
(原則としてはそうなのだが、プレイヤーの意見がどの程度反映されるかは制作側のさじ加減次第である。
かなり重大な事柄でも、プレイヤーの意見と実装に大きな剥離幅があったり、年単位で無視・放置されたままの場合が多い)

さて、6/8(土)。
先に公開されていた英語版フォーラムのNightwave「幕間」告知ページを和訳した形で、日本語版の同告知ページが公開された。
告知内容は先に引用した通りだが、ここでスレッド公開の同日中に、多くの不満爆発コメントがぶら下がり、ちょっとした騒ぎになったのだ。

普段の日本語版公式フォーラムに寄せられるコメントの印象として、言葉遣いは概ね丁寧で、議論内容も建設的なものが多い。
にも関わらず、スレッド公開から2、3日のうちに「苦行」「引退」「取り返しのつかない」など負のワードが飛び交い、プレイヤー同士でも言い合いのような状態となった。
これは従来のフォーラムのあり方と比較しても異常な事態である。
如何にNightwaveというコンテンツが「ちょっとイケてない」レベルで済んでいないかを表しているのではなかろうか。

殊に、同告知ページが地雷を踏み抜いてしまった要因として、以下の内容が効いていたと思う。

  • 改善されたとされるNightwaveの仕様
    → あまり良くなった感が無かった。
  • 「皆さんがお待ちかねのNightwave続編、『幕間』は来週の開始を予定しています」
    → 不満爆発中のコンテンツを「お待ちかね」とか言っちゃいかん。
  • 「Nightwaveシリーズ2をお届けできる体制がそろっていないと判断しました」
    → 正直過ぎる。せめて「慎重かつ着実にNightwaveを改善していくために、今回仕様変更したNightwaveの評価を、短めのサイクルで行いたい」ぐらいにすべきだった。
  • 例によって開催期間の日付レベルまで明確な記載が無い
    → そんな例を作ってはいかん。

そんなわけで、Nightwave「幕間」はそれが始まる前から、暗雲が立ち込めていたのである。

初週から謂われのないペナルティ半週分

6/8(土)に「来週から開始」と告知があったので、私はてっきり翌週の6/11(月)から始まるものと思い込んでいた。
ところが実際には、Nightwave「幕間」は6/13(木)に開始された。
その翌週以降は、従来どおり月曜日の朝にアクト更新となる。

小学校で四則演算を習った諸兄ならここで気づいたことと思うが、6/13(木)に始まったアクトに取り組めるのは6/17(月)の朝までであり、1週間どころか実質3日程度しかない。
本来なら1週間のうちに達成すればよいウィークリーアクト7個、エリートアクト2個、元々期限3日のデイリーアクト3個すべてを、3日3晩でやれというのである。

プレイヤー側には何の責も無いのに、酷いスタートダッシュを切ったものだ。
(しかも序盤から「フォーマを3つ使う」「1度の妨害ミッションで貯蔵庫を3つ見つける」など、強打者過ぎるアクト群が組み込まれており、かなり苦行指数も高かった)

期限切れアクトのポイント分が減算されるバグ

アクトをクリアしないまま期限切れとなった際、同アクトのポイントが取得済ポイントから減算されるバグ。
「幕間」開始当初から観測されていたようだが、アクト期限切れの度に必ず発生するというわけでもない。
私のところでは、最大ランク到達後に以下画像の通り発生を確認した。

(最大ランク到達済なのでポイントも10,000ptであったが、1,000pt減算されて9,000ptとなっている。)
nightwave_intermission_2

クリア出来なかったらポイントを取得出来ないのは当然だが、持ってるポイントから引かれるなんてクソ過ぎないか。

アクトの進捗が巻き戻るバグ

アクトの進捗カウントがある程度進んでいるにも関わらず、ミッションに入ると進捗のカウントが0になる不具合だ。
(私のところでも発生したが、キャプチャした動画が消えてしまった)
フォーラムにも報告が上がっているが、今のところ無視されているようだ。

おかわりクレドが無い

シーズン1では、Nightwaveランク最大とされるランク30に到達した後も、クリアしたアクトのポイントが獲得出来た。
10,000pt毎にランクアップの演出が入り、シーズン中の期間限定通貨であるクレドが15個ずつ配られたのである。
(最大ランク到達後のやりこみ周回要素という性質から、一部のゲーマーに馴染みのある用語で「プレステージ」といえばわかりやすいかもしれない)

一方「幕間」では、最大と定められたランク15に到達した時点でランクアップはストップし、クレドの追加報酬も供給されない。
したがって、ランク15到達後に獲得したポイントは、全て溝に捨てることとなる。

これは「負荷の軽減」ではなく「選択肢の削除」にあたると思うが、どうだろうか。
ただでさえNightwaveランクアップにより入手できるクレド数が限られている中で、これを必要に応じて頑張って入手する選択肢を握りつぶしたことが、改善とは思えない。

終了期日のゲーム内アナウンスが無かった

無かったよね?
例によって最終日に至っても、見た目上は次回アクト更新があるかのように表示されていた。
悪しき習慣である。


結局、Nightwaveがどうなれば正解といえるのか。
やはりゴールは、旧アラートと負荷が同等であるかという一点に尽きるだろう。
旧アラートの仕組みが撤廃されている以上、これに替わる実装であるはずのNightwaveの負荷が大きいことは、改悪と言う他ない。
複数アクトクリアでランクアップ、かつ逐次的な報酬獲得プロセスを残す限り、ここをクリアすることなど到底不可能だ。

Warframe wikiコメ欄ではNightwave実装後の接続プレイヤー数の推移から、Warframeのサービス自体が危機的ともとれる議論が続いている。
「文句・要望が出てるうちが華」というようなコメントも含めて、みんな本気で心配しているので、DE社さん本気で危機感持ってください。
ここに書いたって誰も見ない

ちなみにランク最大報酬のエイドロン エフェメラ。

船内だと多少目立つけど、ミッションに出たら気にしないとわからないレベル。
自分の走ってる後ろ側なんてほとんど見ないし、外ではほとんどバレットジャンプ移動だしね。
とはいえあってもマイナスにはならないおしゃれアイテム。良き。


7/7(日)より、Nightwave シーズン2「使者」が開始されている。(公式ニュース
アクトの獲得ポイント数がエリート:9,000 → 7,000、ウィークリー:6,000 → 4,500へと減少されていたり、上述のニュース記事上で「明白な終了日は決まっておらず、数週間ずれる場合があります」とほざいているあたり、今回も面白いことになりそうだ(諦観)

以上。
ほな、また。


  1. TennoConというのは、WarframeパブリッシャーのDigitalExtremes(DE)が、拠点を置くカナダ国内で仕掛けるWarframeのイベント。 

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