【映画】『 山猫は眠らない 』感想~ジャングル奥地でスナイパーの何たるかを体現する渋い奴

【映画】『 山猫は眠らない 』感想~ジャングル奥地でスナイパーの何たるかを体現する渋い奴
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山猫は眠らない

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山猫は眠らない 作品概要

1993年 アメリカ
原題:Sniper
監督:ルイス・ロッサ
キャスト:
トム・ベレンジャー
ビリー・ゼイン

感想(ネタバレ無し)

シンプル過ぎる原題にガン無視を決めた邦題がNice Workな作品。
実践経験豊富なベテランスナイパーに、クチだけはやたら達者な新人が反発しながらも成長していくという標準的なプロットではある。

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スナイパー映画という括りでいうと、近年の映画やゲームにおける定番の設定やアイテムを採用したという意味で、古典みたいな扱いになるのだろうか。
いわゆる「ワンショット・ワンキル」だとか、歩兵から疎んじられるスナイパーの立場といったスナイパー学みたいなものも丁寧に盛り込まれている。
平成生まれの私にとってはギリースーツと言えば某プライス大尉だが、ミリタリー映画に造詣が深いオジ様たちにとっては、本作の主人公ベケットこそギリースーツを世に広めた男の筆頭格なのだろう。
(他にも居たらご教示ください)

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主人公側の丁寧な仕事ぶりに対して敵集団のバカ撃ちが過ぎるとか、敵スナイパーのスキルが低いなど、敵陣営の描き方がテキトーなのが難点。
パナマのジャングルで銃担いでいるような人たちの練度は、実際もその程度なのかもしれないが。

渋くて堅実な作りになってはいるが如何せん地味で、緊張感もそんなにレベルは高くない。
「スナイパーあるある」みたいな要素にワクワクしないとなかなかノリきれないと思うので、観る人と気分を選ぶ作品ではある。
本記事執筆時点で7作目までシリーズ化されているので、続編の感想も追々書いていくこととする。

以上。
ほな、また。

↓次回作

【映画】『 山猫は眠らない2 狙撃手の掟 』感想~火薬量とアホっぽさアップ、渋み大幅ダウンの残念仕様

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