評価
感想
近未来と言いながら古臭さ全開のセットとか、無駄にタンクトップ + 汗でセックスシンボル街道まっしぐらな女性陣が居るみたいな、C級SF映画の基本要素は抑えられているね。加えて、宇宙空間での竜とパワードスーツの戦いに使われてるVFXは意外にもレベルが高くて、ちょっと期待度が上がった(のは大きな間違いだった)
途中まで5つ星満点のうち2つぐらいあげられそうな雰囲気はあったけど、後半で擁護出来ないヤラカシが発生したため残念ながら星1つ。敵として立ちはだかる天龍も、仰々しい設定が盛り込まれていたのにまるで活かされなかった。それなりにキーワードとしてフォーカス当たってたはずのホワイト・スペースって結局何やってん問題。用意しておいた素材をロクに活かさないまま、わーわー言ってたら終わってた。これはあきません。
ヤラカシの中身(ネタバレ有)
- 敵味方問わず、後半まで生かしておいたキャラクターの死に際が、無意味かつタイミングもおかしい。
無駄死にさせるなら早めに死なせておけ。特に、中盤そこそこ尺を食い潰した後、勝手に追ってきてほとんど見えないとこで死んでた盗賊連中のカシラ。主人公達を追わせるなら、ここぞ!ってタイミングで主人公の盾にされて死ぬとかすべき。 -
いくら何でもラストがやっつけ過ぎ。
この規模感の映画で続編などあろうはずもないのに、何も片付かないまま終わる。(もし続編出たらごめん!) -
天龍が守ってると噂のホワイト・スペースとは何だったのか
ホワイト・スペースって結局何だったんですかね。最後、冷凍睡眠しながらそれっぽい光に包まれてた感はあったけど、それに触れたからどうなるねん。龍も主人公からすれば親の仇だったのに、一矢も報えないままパックンチョされて終わったし、この映画が目指したかった所が何なのかさっぱりわからない。
あのやっつけラストからどう展開していくのが楽しみなので、万が一続編出てたら教えてください。
以上。
ほな、また。
コメント