山猫は眠らない4 復活の銃弾
山猫は眠らない4 復活の銃弾 作品概要
2011年 南アフリカ・アメリカ・ドイツ
原題:Sniper:Reloaded
監督:クラウディオ・ファエ
キャスト:
チャド・マイケル・コリンズ
ビリー・ゼイン
リヒャルト・サメル
↓前作
感想(ネタバレ無し)
前作から7年経って、また再始動したらしい「山猫は眠らない」シリーズ。
今作より、主人公は従来のベケット→息子のベケットJr.へと交代となる。
原題はナンバリングを廃し、シリーズ名とサブタイトル的な単語を並べる流行りの(?)スタイルとなった。
細かいことを気にしてはいけないシリーズなので、視聴者は「そもそも息子おったんかい」というツッコミをグッと飲み込むところから始めることになる。
またベケットJr.は開幕時点でスナイパーではなく、序盤は仲間たちと肩を並べてアサルトライフルをバカスカ撃つ。
そんななか、1人のスナイパーに仲間たちが全滅させられたことから、復讐劇的な様相を呈した物語が展開されていく。
シリーズで言われていた内容を踏襲し、尖兵たるベケットJr.も「スナイパーなんて卑怯者で云々」とコメントするのだが、それでは話が前に進まない。
そこからスナイパーデビューのくだりがちょっと強引過ぎるきらいがあるが、やっぱりベケットの子だねぇ、で片付くレベルではあった。
結論として。
ストーリーは単純明快だし、フルオートライフルでの撃ち合いもこなせる若きJr.のデビュー作としては申し分無いかと思う。
(スナイパーどうしの駆け引きレベルとか緊張感レベルはかなり低めなので「Sniperってタイトル外せ」と怒りたくなる人も、たぶん居る)
なお本作には、初代「山猫は眠らない」でベケットと対立する新人スナイパーを演じた、ビリー・ゼイン氏がクレジットされている。
彼の役どころと広い頭皮と、怪しい態度には注目だ。
あと、ミリタリー映画でよく見かけるM82(だと思う)もしっかり出てきて、すき。
「バコォン!!」って響いて敵の身体粉々にする、明らかに威力過多なアレ。
以上。
ほな、また。